ユネスコへの日本とアメリカの分担金はいくら?これまでの脱退理由は?

アメリカがユネスコ(国連教育科学文化機関)から脱退する意向を表明したとニュースになりました!!

アメリカ政府は、国連機関のユネスコ=国連教育科学文化機関からアメリカが脱退する意向をユネスコ側に伝えたことを明らかにしました。
アメリカ国務省のナウアート報道官は12日、声明を発表し、ユネスコ側に脱退の意向を伝えたことを明らかにしました。

大きなニュースになっていますが、

ユネスコって一体どんなことをしているのでしょう?

加盟国から分担金が支払われていたのですが、アメリカが脱退することで、分担金はどうなるのでしょう?

これまでにも、いくつかの国が脱退したり、復帰したりと動きがあるようですが、その理由はなんだったのでしょうか?

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ユネスコって何をしているの?

ユネスコとは、国際連合教育科学文化機関のことです。 英語で表わすとUnited Nations(国連) Educational(教育の),Scientific(科学の) and Cultural (文化の)Organization(機関)で、それぞれの頭文字をとって“UNESCO”となります。

簡単にいえば、国連の機関のうちの一つです。

  • 1946年(昭和21年)創設
  • 本部はパリ(フランス)
  • 加盟国は 195か国(2014年時点)
  • 第2次世界大戦をきっかけに創設される

教育や文化の発展を通じて、二度と戦争を起こさないようにという思いからできだものなんですね!

ユネスコの活動内容は?

  • 識字率の向上
  • 義務教育の普及
  • 世界遺産の登録・保護
  • 記憶遺産の登録

具体的には、
現地調査をして、寺子屋のようなものを作り、教育を実施し現地の活性化をはかったり、
世界遺産の登録審査や保護活動を行ったり
しています。

とても大事な活動であると思います!

多額のお金がかかってしまいますが、どのように運営されているのでしょうか!?

日本や加盟国の分担金は?

ユネスコがこのような活動をおこなううえでの資金はどのようになっているのでしょうか。

これは、各加盟国が分担して支払っています。

2016~2017年の主要国の分担率は、このようになっています!

  1. アメリカ(22%)
  2. 日本(9.679%)➡ 約33億2千万円
  3. 中国(7.920%)
  4. ドイツ(6.389%)
  5. フランス(4.859%)

アメリカの負担金は、約75億5千万円ほどになりそうですね。

現在のところ、アメリカは未払いの状態のようです!
ですので、現在、日本が最大の分担金拠出国となっている状態です。

分担金の額はトップですが、影響力はほとんど持っていません。
悲しいですよね。

「南京大虐殺」を記憶遺産に申請した中国に対して、日本は異議を申し立てていましたが、全く聞き入れられることはありませんでした。

結果、中国側の意見のみを取り入れた「南京大虐殺」の「記憶遺産」が登録されてしまったのです。

韓国の『従軍慰安婦問題』も申請されていますので、今回は日本も強い態度で臨んでほしいと思います。

分担率の決め方は?

日本だけ、分担率が高いように感じますが、以下のように分担率は計算されているようです。

総会の分担金委員会を通じて加盟国が適用する第一の判断基準は、
各国の支払い能力です。
これは各国の国民総生産(GNP)を推計し、
一人当たり所得の低い国々などに関する多くの調整を施すことによって
判定されます。

国連分担率は3年に1度、国連総会で見直され、今年は2016年から18年までの3年間の分担率が決められる。分担率はその国の経済力などを勘案して算出され、ユネスコなど関係機関に適用される。

こちらが2014年の分担率ですので、

  • 日本が1%ほど引き下げ
  • 中国は経済成長にともない引き上げ

今後も中国はひきあげられそうですね・・。
きちんと支払ってくれるとよいのですが。

これまでの各国の脱退とその理由は?

今回のアメリカの脱退理由ですが、

ナウアート報道官は、今回の判断について「ユネスコの運営の在り方や、同盟国イスラエルへの姿勢に対してのアメリカの懸念を反映するものだ」と説明しています。

声明では、脱退の時期について来年、2018年の12月31日としています。そのうえで、正式な加盟国ではないオブザーバーとしてユネスコには関わっていくとしています。

イスラエル寄りのアメリカは、2011年にパレスチナが正式に加盟したことから、分担金の支払いを停止していました。
今回は、それに引き続き、脱退の意思をにおわせているのですね。

これまでにも、加盟国が脱退したり、復帰したりする歴史があります。

アメリカ

1984~2003年脱退、
理由は、ムボウ事務局長(セネガル)の体制下での、

  • ユネスコの政治化
  • 放漫経営
  • 縁故人事

などであったようです。

およそ20年も脱退していましたが、2003年に復帰しています。

イギリス

上記、アメリカと同じ理由で、
1985年に脱退し、1997年に復帰しています。

日本やドイツ

同じ理由で、日本やドイツも脱退を検討しました。

まとめ

アメリカがユネスコから脱退することを表明しました!

記憶遺産のことえを考えると、日本にも脱退してほしいものですが、やはり世界の教育の普及等を考えるとそうはいきませんよね。
日本は、なかなか脱退!なんて言い出せない国ですもの。

2016~2017年の分担金の額はこちら!

  • アメリカ・・・約75億5千万円(未払い)
  • 日本・・・約33億2千万円

アメリカが脱退することによって、日本の負担はさらに増えるのではないかと予想されます。
なんとか対策を考える必要があるように思いますが、日本政府の対応はどのようになるのでしょうか。

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