献血でエイズ(HIV)の検査結果通知は連絡される?検査目的を防止!

朝日新聞でこのようなニュースが報道されました。

新婚男性が献血をした際、数日後に封書の通知が届き、

「お伝えしたい重大なことがあるので連絡をいただきたい」
「今回、ご協力いただいた献血で検査をしたところ、お知らせしなければならないことがあります。お手数ですが、お越しください」
https://www.asahi.com/articles/ASL260CP5L25UBQU00L.html

このように連絡があったそうです。

一般的には、HIVの検査結果は通知されないと思うのですが、
今回はなぜこのような報道が出たのでしょうか?

  • 本当に検査結果は通知されないのか?
  • なぜHIVの検査結果は通知されないの?
  • 通知される病気は?

などなど、疑問を確認していきましょう!!

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献血をした結果、通知される異常は?

献血された血液は、輸血に使われます。
輸血が必要な方は、もちろんなんらかの病気などで、血液が足りず、輸血に頼るしかない状態です。

そんな方への輸血ですので、
献血された血液も、何重もの検査を経て”血液製剤”というものになるのです!

献血の際、検査結果のおしらせを希望するかしないか、尋ねられます。
その際に通知される項目は

  • 血液学的検査
  • 生化学検査
  • 血球計数検査

一般的な健康診断にも含まれる項目ですね!
貧血はないか、肝臓・腎臓の機能に問題がないかなどがざっとわかります。

その他、特別に通知される項目があります!
検査で異常があった場合のみ、通知される項目です。

  • B型、C型肝炎ウィルス検査
  • 梅毒検査
  • HTLV-1検査
  • シャーガス病

そうです!!!
この、
『異常があった場合のみ通知される項目』にも、HIV(エイズ)検査は含まれていません。

ですので、基本的には
HIV陽性の血液については、本人に知らされることなく廃棄されることになります。

なぜHIV(エイズ)の結果は通知されないの?

なぜ、HIV検査の結果は通知されないのでしょうか?
そのままそっと廃棄されてしまえば、善意のもとにまた献血をされる方がいるかもしれません。

そう考えると、通知するほうが献血する側にも、輸血を受ける側にもメリットがあるように思うのですが、
なぜなのでしょうか?

それは、
エイズ検査目的の献血をなくすため
です!

いくら、医療や検査方法が進歩して、以前よりも早期に病気がわかるようになったとはいえ、
現在の最も進んだ検査方法でも、
感染初期にはHIV陽性であることがわからない時期があるのです!!

精度の高い検査方法でも、検出ができない期間は、
感染からおよそ6週間程度
といわれています!

つまりは、

HIVに感染しちゃったかも・・・

という心当たりができて、
焦って検査目的で献血に行ったとします。

6週間以内の場合、ウィルスを感知することができず、
本来は陽性である血液が、別の方へ輸血されてしまい、
HIVに感染してしまう危険性があるからです!!

 献血者からHIV陽性者が出る人数は、ここ10年で年間70~100人。献血者10万人当たりでは1・5~2・0人だが、「感染者の人口は欧米より少ないのに、この数は欧米に比べて桁違いに多い」
https://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/208420/

日本では、まだまだこの検査目的の方が多く、
年間数十人も輸血により感染しているなんて、悲しい話です。

HIV検査はどこで受ければいいの?

HIV検査目的で、献血をするのは絶対やってはいけないことです!
外国では、このように検査目的で献血を行ったことがわかると罰則をうけることもあるそうです。

では、どうしても不安なときは、どうしたらよいのでしょうか?

保健所では、無料で匿名!

各自治体では、保健所で無料かつ匿名で検査を受けることが出来ます!!
かつ、迅速検査では、約1時間ほどで結果を知ることができます!

保健所へ行くのはあからさまな感じで抵抗があるかもしれません。
ですが、結果の通知されない献血で、他の感染者を増やすようなことは絶対ダメです!

自治体もきちんと検査にきてほしいので、
工夫して、プライバシーに配慮した対応を心がけていますよ!

検査の行われる曜日や時間などは、各自治体のホームページで確認しましょう!!!

HIV結果が通知される可能性もある?

そんな中、報道の中にはこのような文言も・・・

献血でHIV陽性が判明した場合、日赤から通知されることはない。ただし、担当する医師は別だ。厚労省の血液対策課によると、「献血を担当した医師が個人的に『治療してほしい』という理由で連絡することについて、日赤が止めることはできない」。
https://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/208420/

このような通知が実際に行われてるかどうかは定かではありませんし、
公にはできることではなさそうですね!

なぜなら、通知がされるかもしれないという期待で
”検査目的の献血”をする人が出てきてしまうかもしれないからです!

このあたりは、あまり報道されないほうがよかったのではないでしょうか・・・

この報道に対する皆さんの意見は?

今回の報道に関するみなさんの意見をまとめてみました!

  • 献血はHIVの検査結果は伝えないはずだよな。建前は検査代わりに使われるの防止で現実は伝えるケースがあるってことかね。それなら報道しちゃダメな気がする
  • 明日から「献血したんだから、HIVの陽性か陰性かわかるでしょ? 朝日新聞でみたんだぜ」っていう電話が鳴る予感。
  • これ報道しちゃダメだろ。
  • 献血ではHIVについてお知らせしないと広報しているのにこんな記事出して大丈夫なのだろうか
  • 献血ではHIV検査が目的の献血を防ぐために陽性だったら破棄するだけで献血者には結果を伝えないはずだけどなぁ。

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おおむねみなさん、今後の”検査目的の献血”の増加を心配されていますね!

なんだ!通知されるんだ!

って思ってしまう方も出てきちゃう気がしますもの。

まとめ

献血における、HIV検査に関してはたとえ陽性であったとしても、

本人に通知されることはなく、廃棄される

ということをご紹介しました!!

献血後に心当たりを思い出した方は、当日中に日本赤十字に連絡をしましょう!!
翌日には患者さんに使用されてしまいます!!!

HIV感染に不安がある方は、最寄りの保健所へ!!
無料・匿名で検査をうけることができます!
プライバシーは守られます!!

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